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ユニテハウス山形
山形県山形市

「特別な備え」は必要ない!?日常こそが防災になる家づくり

2026年09月01日


地震、大雨、大雪。災害の多い日本では、いつ起こるかわからない「もしも」への備えが欠かせません。とはいえ、防災のために特別な設備をそろえたり、普段使わないものを備蓄したりするのは、正直なところ続けにくいものです。そこで注目したいのが、「フェーズフリー」という考え方です。






フェーズフリーとは

フェーズフリーとは、日常時(いつも)と非常時(もしも)の境目をなくし、普段の暮らしの中に自然と災害への備えを取り入れるという考え方です。「災害のためだけに用意する」のではなく、いつも便利に使っているものが、もしものときにも役立つ。そんな暮らしなら、特別な準備をしなくても「日常そのものが備え」になります。


日常の設備が、もしものときに役立つ

では、フェーズフリーな住まいとは具体的にどのようなものなのでしょうか。
普段から使っている設備や間取りに「もしも」の視点を加えてみます。



① 照明が、もしもの明かりに


停電時でも、非常灯付きの照明なら30分以上点灯を続けます。避難動線や家族が集まりやすいリビングに明かりがあることで、停電時の不安を軽減できます。「防災用の照明をしまっておく」のではなく、いつもの照明がそのままもしもの明かりになるのです。



② 足元灯が、もしもの避難をサポート


普段は夜間の足元を照らす足元灯。停電時には自動で30分間点灯し、コンセントから外して携帯ライトとしても使用できます。階段など、夜間の避難時に特に注意したい場所に設置することで、もしものときの安全な移動をサポートします。




③ パントリーが、もしもの備蓄庫に


食料や飲料水を備蓄するには、収納場所も重要なポイントです。普段から使うパントリーであれば、備蓄品を特別な場所にしまい込んで忘れてしまう心配も減らせます。ローリングストックの考え方を取り入れれば、日々の買い物で消費した分を買い足していくだけで、無理なく備蓄を続けられます。「備蓄するための収納」ではなく、「いつもの収納」がそのまま備えになるのです。




④ 玄関近くの階段が、もしもの避難動線に


階段から玄関までの距離を短くすることで、2階にいる家族が外へ逃げやすい動線を確保します。日常の暮らしやすさを考えた間取りが、災害時には避難しやすい動線にもつながります。



⑤ アウトドアリビング・ガレージが、もしもの居住スペースに


アウトドアリビングやガレージは、普段は家族で食事をしたり、趣味を楽しんだりする場所。災害時には、屋外での調理や一時的な居住スペースとして活用できる可能性があります。ガレージであれば、雨や雪など天候の影響を受けにくく、建物に囲まれた安心感のある空間を確保することにもつながります。




「防災のため」だけの家にしない

災害への備えというと、非常食や防災グッズ、非常用電源などを思い浮かべるかもしれません。もちろん、それらも大切な備えです。一方で、家そのものに「もしも」の視点を取り入れておけば、毎日の暮らしを送ること自体が、自然と備えにつながります。特別なことをしなくても、普段の生活の中に「もしも」が組み込まれている。それが、フェーズフリーな住まいです。





「今の暮らし」から「もしもの暮らし」まで考える

家は、何十年という長い時間を家族と過ごす場所。だからこそ、目先のデザインや価格だけではなく、「この家で、この先どんな暮らしをしていくのか」まで考えることが大切です。


私たちが目指すQOL住宅は、日常の暮らしを豊かにするだけではありません。災害などの「もしも」のときにも、家族の安心を支えられる住まいへ。「いつも」の暮らしが「もしも」の備えになる。そんな考え方を、これからの家づくりに取り入れてみませんか。






 

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