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【コラム】耐震等級とは?1・2・3の違いを徹底解説!

2024年09月20日

日本は地震大国とも言われ、近年でも地震が増加しています。100年に一度といわれるような震度6強以上の大地震も、10年に一度のペースで発生しています。安心して暮らすには地震に強い家に住むことが重要です。この記事では、これから家を建てたり、購入したりする予定がある方に向け、耐震性を表す指標である「耐震等級」について解説します。耐震等級の種類や等級を高めるポイントなどを知り、家を建てる・購入する際の参考にしてください。

 

そもそも耐震等級とは?


 



 

耐震等級とは、住宅の耐震性能を示す指標であり、地震に対する家の耐久性を評価するために用いられます。日本は地震が多い国であるため、耐震性は家を建てる上で欠かせない重要な要素です。耐震等級は、等級1、等級2、等級3の3つに分類され、それぞれの等級は異なる地震力に対してどれだけ耐えられるかを基準としています。具体的には、等級1は建築基準法の最低基準を満たす住宅で、等級2はその1.25倍、等級3はその1.5倍の地震力に耐えることが求められます。

 

品確法と耐震等級


耐震等級は、2000年4月1日に施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」に基づいて定義されています。品確法は、住宅の品質と性能を確保し、消費者にとって安全で安心な住まいを提供することを目的とした法律です。具体的には、建物が倒壊しにくいように設計され、特に耐震等級3は災害拠点となる防災施設や一部の病院に求められる基準とされています。また、品確法の基準に基づいて構築された住宅は、地震保険の割引基準や住宅ローン(フラット35)の審査にも影響を与えるため、耐震等級を理解し適切な住宅選びを行うことが重要です。

 

耐震等級1の特徴


 



 

では、最初に耐震等級1の特徴を解説していきます。

 

耐震等級1の基準


耐震等級1は、建築基準法の最低基準に基づいた耐震性を持つ住宅を指します。この等級の建物は、数百年に一度の大地震が発生した際でも倒壊しないことを目標としています。具体的には、数十年に一度の中規模地震でも建物に大きな損傷を与えない設計となっています。この基準は、一般的な住宅やマンションの多くで採用されています。

 

耐震等級1のメリットとデメリット


 

■ 耐震等級1のメリット

建築コストが比較的低く抑えられる点です。耐震性を確保しつつも、大掛かりな補強や特殊な工法を必要としないため、費用対効果の面でも優れています。また、建物の設計自由度も高く、住まいの間取りやデザインに影響を与えにくいです。

 

■ 耐震等級1のデメリット

デメリットとしては、耐震等級2や3に比べて耐震性が劣ることが挙げられます。特に地震が頻発する地域や、大きな地震が予想されるエリアでは、より高い耐震等級の住宅を選択した方が安全性が高まります。さらに、耐震等級1では、地震保険の割引が適用されない場合があるため、長期的な費用面でのメリットも考慮する必要があります。

 

耐震等級2の特徴


 



 

次に、耐震等級2の特徴を解説していきます。

 

耐震等級2の基準


耐震等級2とは、住宅の耐震性能を示す指標であり、建築基準法で定められた最低限の基準である耐震等級1の1.25倍の地震力に耐えるよう設計されています。具体的には、数百年に一度の大地震でも人命が損なわれないことを目的としており、公共施設や一定規模以上の住宅に求められることが多いです。また、耐震等級2は「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」にもとづいており、その基準を満たすことで住宅ローンや地震保険の割引基準としても利用されます。

 

耐震等級2のメリットとデメリット


■ 耐震等級2のメリット

耐震等級2の主なメリットは、耐震性が高まることで地震に対する安心感が得られる点です。日本は地震が多い国であるため、マイホームの耐震性は重要な要素となります。また、耐震等級2以上の住宅であれば、地震保険の割引が受けられることや、住宅ローンの条件が緩和される場合もあります。

 

■ 耐震等級2のデメリット

一方、デメリットとしては、耐震等級が高くなるにつれて建築コストが増加することが挙げられます。耐震等級2の住宅は標準的な耐震等級1よりも多くの材料や技術が必要となるため、その分費用がかかることがあります。また、耐震性能を高めるために設計上の制約が発生し、間取りやデザインの自由度が制限されることもあります。

 

以上が耐震等級2の基準とそのメリットおよびデメリットです。家を建てる際や購入する際には、耐震等級も考慮し、自分にとって最適なバランスを見つけることが重要です。

 

耐震等級3の特徴


 



 

最後に、耐震等級2の特徴を解説していきます。

 

耐震等級3の基準


耐震等級3は、耐震等級の中で最も高い基準を満たす等級です。この基準は、建築基準法で定められた耐震性能の1.5倍の地震力に耐えることが求められます。具体的には、震度7クラスの大地震にも耐えうる設計が必要とされ、防災施設や一部の病院など、災害時に重要な役割を果たす建物に求められることが多いです。耐震等級3は、住宅の品質確保を目的とする「品確法」に基づき評価され、非常に厳しい基準をクリアすることでこの等級が付与されます。

 

耐震等級3のメリットとデメリット


■ 耐震等級3のメリット

耐震等級3の大きなメリットは、高度な耐震性を持つため、地震が起きた際の安全性が非常に高い点です。具体的には、人命を守ることが最優先されるため、住宅が倒壊するリスクを最低限に抑えることができます。加えて、耐震等級3の住宅は、地震保険の割引を受けやすく、ローン商品の選択肢も広がります。これにより、長期的なコストダウンが期待できます。

 

■ 耐震等級3のデメリット

一方で、耐震等級3を取得するためには建築コストが増加する傾向にあります。また、高い耐震性能を実現するためには、住宅の設計や間取りに制約が生じることがあり、自由なデザインが難しくなることもデメリットと言えるでしょう。さらに、施工には専門的な知識と技術が必要であるため、信頼できる施工業者の選定も重要です。

 

耐震等級3は、特に地震による被害が懸念される地域では、大きな安心感を提供してくれます。日本は地震が多発する国であるため、家族の安全を優先する方にとって、耐震等級3の住宅は非常に魅力的と言えるでしょう。

 

自分に適した耐震等級の見極め方


 



 

耐震等級の選び方は、住む地域の地震リスクや住宅の用途、予算などにより変わります。まず、自分が住む地域の地震発生の頻度や過去の被害状況を確認しましょう。また、マイホームや事務所など、その建物がどれだけの耐震性を求められるかによっても耐震等級の選び方が変わります。一般的に、家族を守るためには少なくとも耐震等級2以上が推奨されますが、防災拠点となる建物や重要なインフラ施設は耐震等級3が望ましいです。さらに、予算も考慮しましょう。耐震等級が高いほど建築コストが上がる傾向がありますので、自分が納得できる範囲でバランスを取りながら選ぶことが重要です。

 

耐震等級が反映された実際の施工例を見ると、その重要性がより具体的に理解できます。例えば、阪神淡路大震災後に建てられた新しい住宅では、多くの建物が倒壊せずに耐震性能を証明しました。特に耐震等級3の建物は、東日本大震災や熊本地震においても大きな被害を免れた例が報告されています。

一方、災害拠点となる病院などでは、耐震等級3の基準を満たすことが義務付けられています。これにより、災害時においても機能を失わずに多くの命を守ることができるのです。これらの実例を基に、自宅の耐震性能を見直すことが重要です。

 

耐震等級について理解し、もしもの時に備えて、安心・安全の家づくりを


 



 

耐震等級とは、地震への耐震性を表す指標です。等級が高いほど耐震性も高くなります。より安心な生活をしたいのなら最高等級の耐震等級3の家を選ぶとよいでしょう。耐震等級の向上は、安全で安心できる暮らしを実現するために不可欠な要素です。専門機関の知識と技術をフルに活用することをおすすめします。

 

ユニテハウスの建てる家は、最高ランクである耐震等級3を取得し※、大切な家族と暮らし、財産を守ります。

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