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【コラム】戸建ての固定資産税はいくら?固定資産税の概要や安くする方法を解説
2024年09月13日
この記事では、「戸建ての固定資産税について知りたい」という方や、「固定資産税を安くしたい」という方に向けて以下の内容を解説します。
・戸建ての固定資産税の概要
・固定資産税を安くする方法
固定資産税を安くするためのコツを4つ紹介します。これから家を建てる方は取り入れやすいポイントなので、ぜひ最後までご覧ください。
戸建ての固定資産税はいくら?
はじめに、戸建ての固定資産税について解説します。
固定資産税の概要
固定資産税とは、土地や住宅など固定資産に対して課される税金です。地方税の一種で、戸建ての場合は土地と建物に対して税金がかかります。他には、下記のような事業用の機械や機器類も対象です。
・広告塔やフェンスなどの構築物
・飛行機や船、車両などの運搬具
・PCや工具などの備品
上記は会社または事業者が所有するものが対象になります。さらに、森林や田畑・温泉のような不動産も固定資産税がかかる対象です。また、固定資産税の算出方法は、課税対象の資産価値(評価額)によって異なります。
納付時期と納付方法
固定資産税の納付時期は、通常6月・9月・12月・翌年2月の4回に分けて支払う方法と、一括で支払う方法があります。固定資産税の確認方法は、毎年4月〜6月の間に各市区町村から届く通知書または納付サイトにて確認が可能です。また、固定資産税の納付については、固定資産税の所有者として固定資産課税台帳に登録されている人が対象です。毎年1月1日の時点で登録されている人が課税対象となるため、家を建てる・不動産を購入するタイミングはよく検討しましょう。
戸建ての固定資産税
戸建ての固定資産税は、土地と建物に対して課税されます。一般的な固定資産税額の平均は約10〜15万円ほどです。しかし、固定資産の評価額は土地や家屋の時価によって変動するため、3年に一度見直されています。また、築年数が下がるほど減額されたり、軽減措置の有無によっても算出方法が異なります。そのため、正確な金額を知りたい方は手順に沿った計算が必要です。
固定資産税の軽減措置
固定資産税には、土地と建物両方に対して軽減措置があります。条件に当てはまる場合は、市区町村の担当課へ申告することで軽減措置が適用されますが、翌年1月31日が申告期限のため申告忘れが無いように注意が必要です。具体的な条件は下記の通りです。
・住宅用地の場合
・新築の場合
・長期優良住宅の場合
・建て替えやリフォームをした場合
上記いずれかに当てはまる場合は軽減措置を受けられる可能性があります。軽減措置を適用することで、大幅に固定資産税を軽減できるかもしれません。
固定資産税を安くするコツ4選!
次に、固定資産税を安くするコツについて解説します。
1.間取りをシンプルにする
間取りをシンプルにすることが固定資産税を下げるポイントです。複雑な間取りの場合、施工の面積が多くなることに比例して固定資産税が高くなってしまいます。そのため、凹凸が多い間取りや小さな部屋が多数あるような住宅は避けましょう。固定資産税の安い家を建てるには、極力四角形の部屋にする・部屋数を減らして1つの部屋を広くするのがおすすめです。しかし、生活の利便性を考えると構造上難しい場合もあるので、ためらわずに専門家に相談してみてくださいね。
2.屋根の形や素材に注意する
固定資産税を安くしたいなら、屋根の形や素材に注意しましょう。一般的に固定資産税が高くなる屋根の特徴は下記の通りです。
・勾配が大きい
・銅板や瓦
・ソーラーパネル付き
海外風のマンサード屋根や質の良い素材は固定資産税が高くなりがちです。そのため、出来るだけ勾配を小さくする・ガルバリウム鋼版などの屋根材を選ぶことで固定資産税を抑えることができます。しかし、定期的なメンテナンス費用を考慮することが大切です。ランニングコストと固定資産税を長期的に考え、総じてコストを抑えられるよう検討しておきましょう。
3.安価な外壁材にする
安価な外壁材にすることで固定資産税を抑えることができます。例えば、注文住宅では外壁材や内装を自分好みにカスタマイズすることができるので、安価な外壁材を選ぶことも可能です。しかし、安価な外壁材の場合、メンテナンス費が高くなってしまう可能性もあります。そのため、ランニングコストを考慮して検討しましょう。固定資産税が高くなりがちな外壁材には下記のような種類があります。
・タイル
・漆喰壁
・サイディング
・薄型気泡コンクリートパネル薄付外装仕上
・鋼版
高価な外壁材を使用する際は、初期費用も高くなる傾向です。予算の変動にも注意しておきましょう。
4.設備を必要最低限にする
住宅の設備を必要最低限にすることで、固定資産税を安くすることが可能です。建物内外の間取りや設備・材質も課税対象なので、必要以上に豪華な設備は控えておきましょう。戸建ての場合、注意したい設備には下記の種類があります。
・システムキッチン
・開閉式天窓
・タイルの玄関
・ホームエレベーター
高齢者が住む予定の住宅にはホームエレベーターがあると便利です。しかし、圧倒的に固定資産税がかかるため、設置する際は年間の支出などを考慮して決めましょう。また、システムキッチンはステンレス張りの流し台にすることで、固定資産税を約6分の1に減らせますよ。設備の質を落としすぎると生活がしにくくなるため、理想も追求しつつ節約できると良いですね。
まとめ
固定資産税は、土地や建物・設備に対して課税される地方税の一種です。固定資産税を安くするには、軽減措置を利用する・家を建てる際に工夫することで対策ができます。例えば、シンプルな間取りや安価な外壁材を使用するなど、少しの工夫で年間の支出を抑えられます。生活スタイルを考慮して、取り入れられそうな方法を検討してみてください。
ユニテハウスでは、お客様のご状況や予算に合わせた提案をいたします。「まずは話だけでも聞いてみたい」という方でも気軽にお問い合わせください。
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