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【コラム】建ぺい率とは?設定されている理由や守らなかった場合について解説
2024年09月06日
この記事では、「建ぺい率について知りたい」という方や、「建ぺい率について知識をつけた上で家を建てたい」という方に向けて以下の内容を解説します。
・建ぺい率や容積率の概要
・建ぺい率が設定されている理由と制限を超えた場合
建ぺい率と同様に設定されている容積率についても詳しく解説します。これから注文住宅で家を建てる方は、建築に関するさまざまな制限を知っておくと安心です。
建ぺい率や容積率とは?
はじめに、建ぺい率や容積率について解説します。
建ぺい率の概要
建ぺい率とは、土地に建物を建てられる面積の割合のことです。容積率と合わせて、どの大きさの家を建てられるかを示しています。建ぺい率は、行政によって上限が定められているので、上限を超えてしまうと違反建築物と扱われてしまいます。罰則を受けたり、売りに出す際に不利な条件になる可能性が高いです。また、建ぺい率は地域の景観を保護したり、災害を防ぐ役割があります。そのため、住民が快適に暮らせるルールとして知っておく必要があります。
容積率の概要
容積率とは、土地に建てられる建物の延べ床面積のことです。容積率も建ぺい率と同様に、上限が行政によって決められています。容積率が低い地域では、建物の高さが低く制限されています。例えば、空港のある地域では、空港付近の建物の容積率が低くなっています。さらに、大阪など都市部では限られた土地を活用するため、容積率が高く設定されていることが多いです。容積率が高いと、土地が狭くても部屋数を確保することができるので、快適な家を建てられます。
建ぺい率や容積率の調べ方
家を建てる際は、候補にある土地の建ぺい率や容積率を把握しておくと安心です。建ぺい率や容積率は、自治体ごとに異なるため、各自治体の公式HPや市役所の担当部署などに問い合わせるのがおすすめです。一般的に、自治体の公式HPで確認できることが多いですが、地域の土地を扱っている不動産に問い合わせる方法もあります。また、不動産のHPで公開しているケースもあるので確認してみてください。
用途地域による制限
用途地域とは、行政によって土地の使用用途が定められている地域のことです。土地の用途に応じて13種類ほど設定されており、大きく分けると下記の種類があります。
・住居地域
・商業地域
・工業地域
用途に応じて建ぺい率と容積率の上限が決まっています。そのため、家を建てる際は予め確認しておくと後のトラブル対策に繋がります。また、工業地域には家を建てることができないので注意しましょう。
建ぺい率の緩和条件
建ぺい率は、下記に該当する場合に上限が緩和されます。
・防火地域内の土地で耐火建築物
・自治体の条件に沿った角地
・2本以上の道路に挟まれている
・土地の一面が公園に面している
都市機能が集中している地域は、火災時の拡大を防ぐために「防火地域」と定められています。防火地域では、耐火性の高い素材で建築することが義務付けられていますが、中でも優れた耐火性能がある建築物は10%緩和されることがあります。その他、上記の条件に当てはまる場合は、建ぺい率が10%緩和される傾向にあります。
建ぺい率が設定されている理由は?
次に、建ぺい率が設定されている理由について解説します。
防火対策
建ぺい率が定められていることで、防火対策になります。建物が密集している地域では、地震が起こった際に火災が広がりやすく、大規模な二次災害になりかねません。特に都市部では、土地同士の距離が近いため、火災が起これば逃げ道が無くなる可能性があります。自然災害が起こりやすい日本にとっては建ぺい率が必要不可欠です。
日当たりの確保
建ぺい率は日当たりや風通の確保に重要な役割があります。建物の大きさを制限することで、建物の間に適度な隙間ができるため、最低限の風通しや日当たりの良さを確保することが可能です。風通しや日当たりの良さは、健康で快適な生活を送る上で欠かせません。建ぺい率を守ることは健康的な生活を守ることに繋がります。
景観を守る役割
建ぺい率は景観を守る役割を果たしています。建ぺい率が定められていない場合、住民が自由に家を建てられるので、圧迫感のある街並みになりかねません。さらに、住民同士のさまざまなトラブルに繋がる恐れもあるので、建ぺい率は住民同士を守るためにも必要なルールです。
建ぺい率を守らない場合は?
建ぺい率を守らない場合、違法建築物として扱われてしまいます。違法建築物になった場合、行政から罰則や取り壊し命令を受ける可能性が高いです。また、近隣同士のトラブルや住宅ローンの融資を受けられないケースもあるので注意が必要です。
まとめ
建ぺい率とは、土地に建物を建てられる面積の割合のことです。行政によって上限が定められており、上限を守らない建物は違法建築物として扱われます。建ぺい率は、防災対策や景観保護などさまざまな役割があるため、上限を守ることで快適な生活を送ることができます。
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