鹿児島県は九州地方の最南端に位置しており、温暖な気候と、屋久島や桜島に代表される雄大な自然や多彩な観光スポットをランドマークとする県です。

ここでは、鹿児島県の人気観光スポットや子育て支援の特徴を鹿児島県内の各エリア別に紹介します。鹿児島県における注文住宅の価格相場等も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

 

鹿児島県はどんなところ？基本情報まとめ

鹿児島県は、日本列島の西南部にある九州地方の一県です。国土地理院の調査によると、鹿児島県の面積は9,188平方キロメートルであり、日本の全47都道府県の中で10番目という広さを誇っています。鹿児島県の人口は令和5年4月1日時点で約160万人です。

地理的には中国や韓国、東南アジアの国々に近く、その気候は温帯から亜熱帯（一部、屋久島は冷温帯）と比較的温暖です。南北に長く面積が広い県であるため、気候的な特徴が地域によって異なるという特徴があります。

 

【地域別】鹿児島県で人気の観光スポット

ここからは、鹿児島県で人気を集めている観光スポットを、エリア別に紹介します。

 

北薩摩

北薩摩エリアは、薩摩半島の北部に位置しています。北薩摩エリアで有名な観光スポットの一つが、藺牟田池自然公園です。藺牟田池自然公園では、春にはお花見、秋には紅葉狩り、年中通してバードウォッチングが楽しめます。豊かな自然の中でしか味わえない爽快感、解放感は疲れた心身のリフレッシュに最適です。

北薩摩エリアの阿久根市では、様々な子育て支援策が実施されています。たとえば、「こんにちは赤ちゃん訪問事業」は、新生児が誕生した家庭ごとに民生委員や保健師が訪問して、健診の案内や子育て支援に関する情報提供、絵本のプレゼントをするなど、子育て家庭をしっかりとサポートしてくれる心強い施策です。

 

中薩摩

中薩摩は、県庁所在地である鹿児島市があるエリアです。中薩摩の観光名所なら、鹿児島県の象徴ともいえる火山「桜島」は外せません。桜島は、過去にはれっきとした「島」でしたが、1914年の噴火により流れ出た溶岩が海峡を埋めたため、現在は「半島」になっています。桜島に足を運べば、ダイナミックな山肌や溶岩原など火山でしか目にできない自然の風景に圧倒されるでしょう。

また、鹿児島市でも様々な子育て支援策が積極的に実施されています。鹿児島市で子育てをするなら、まずは鹿児島市の公式ホームページをご覧ください。妊娠出産期間や子育て期間における一般的な困りごとを解決するための情報が網羅的かつ詳細に記載されています。手当・助成関連の情報や子ども食堂の情報、市内の子育てニュースも充実しており、まさに痒い所に手が届く親切さです。

 

南薩摩

南薩摩は、東シナ海に面する自然豊かなエリアです。気候も温暖で、海の幸や名産の農産物、畜産物を求めて毎年多くの観光客が訪れます。南薩摩にある観光名所のうち、パワースポットとして注目されているのが射楯兵主（いたてつわものぬし）神社です。別名「釜蓋神社」とも呼ばれ、鳥居から拝殿までの道のりを頭に乗せた釜蓋を落とさずに歩ききれば願いが叶うと伝えられています。

南薩摩エリアにある南さつま市の子育て支援について紹介します。南さつま市が注力しているのが、並走型の子育て支援です。妊娠から出産、乳児期、幼児期、就学期と、それぞれの時期において子育て家庭に必要な支援は異なります。南さつま市は、時期に応じた支援を段階的に行うことによって健やかな子育てを応援します。

 

霧島・姶良

霧島・姶良は、鹿児島県の中でも神秘のベールに包まれた名所の多いエリアです。雄大な霧島連峰の第二峰にあたる「高千穂峰（たかちほのみね）」は日本神話における天孫降臨の伝説が残る地で、訪れる人に活力を与えてくれるパワースポットとして知られています。

霧島市で子育てをする家庭の大きな助けとなってくれるのが、霧島市が独自に発行している子育て支援ガイドブック「子育て情報ぐんぐんの木」です。子育て情報ぐんぐんの木には、霧島市での子育てに役立つ様々な情報がまとめられています。紙媒体だけでなく電子書籍でも読むことができるので、子育てに悩んだり困ったりしたときに、スマホ一台ですぐに最適な情報へアクセス可能です。

 

大隅

大隅は鹿児島県の南東部に位置しているエリアです。大隅エリアでは、特に大河ドラマ「西郷どん」が放映された2018年以降、雄川の滝が観光スポットとして人気を集めています。また、映画「キングダム」のロケ地としても採用されて、ファンの間でも話題が沸騰しました。

大隅エリアに属する南大隅町では、子育て世帯の負担を軽減するための画期的な支援がスタートしています。国の子育て支援策による3歳以降の保育料無料化に加え、南大隅町では2歳未満の子どもの保育料も2023年5月から無料になりました。南大隅町に住所を有する世帯であれば町外の保育施設の利用であっても無料になるので、非常に親切な制度ではないでしょうか。

 

鹿児島県で注文住宅を建てるときの相場・価格は？

鹿児島県で注文住宅を建てるときの相場について紹介します。注文住宅建築のための費用の内訳は、ざっくり言うと「土地代＋建物建築費用」です。住宅金融支援機構の調査（2021年版）によると、鹿児島県内の注文住宅の平均坪単価は約85万円なので、仮に35坪の家を建てるなら建物建築費用は単純計算で約3,000万円になります。

参考までに、鹿児島県内の土地（低層住宅用地）の価格相場を2023年5月時点でのランキング形式で紹介します。

1位　鹿児島市　1坪あたり約19万円
2位　姶良市　1坪あたり約9万円
3位　いちき串木野市　1坪あたり約7万円

上記の坪単価を踏まえると、たとえば、1位の鹿児島市の低層住居専用地域で50坪の土地を購入して35坪の住宅を建築する場合の費用は約4,000万円です。

 

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