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【コラム】【2025年版】子育て世帯と若者夫婦に朗報!知っておきたい住宅補助金「子育てグリーン住宅支援事業」とは?

2025年01月10日

住宅補助金とは、住宅の新築、購入、リフォーム等を行う際に受けられる補助金です。この数年では、省エネ性能の高い住宅の取得、またはリフォーム等を中心に補助が受けられる傾向にあり、年度ごとに国や地方自治体が定めた予算があります。今回は2025年に新しく発表されている「子育てグリーン住宅支援事業」について詳しく解説します。これから家づくりや住宅購入を検討しているようであれば最後までご覧ください。

 

子育てグリーン住宅支援事業とは?


 



 

「子育てグリーン住宅支援事業」は、2025年にスタートする省エネ性能の高い住宅を促進するための補助金制度です。この事業では、住宅の新築やリフォームにかかる費用を一部補助することで、子育て世帯や若者夫婦を支援します。特に環境に優しい住宅建築を推奨し、持続可能な社会の実現を目指しています。対象となる住宅は、省エネ基準を満たすものに限定されており、全ての世帯が利用可能です。

 

最大160万円の助成額!適用条件を解説


2025年の「子育てグリーン住宅支援事業」では、新築住宅の場合、条件に応じて最大160万円の補助金を受け取ることができます。この金額は、GX志向型住宅を取得する場合の最大額です。その他、長期優良住宅では最大80万円、ZEH水準住宅では最大40万円の補助金が用意されています。さらに、住宅解体後の建て替えの場合は、長期優良住宅およびZEH水準住宅にそれぞれ20万円が加算されます。適用条件としては、断熱性能やエネルギー消費量削減率などの基準を満たしている必要があります。これにより、省エネルギー住宅への移行がより一層推進されます。



> 子育てグリーン住宅支援事業の概要はこちら

 

2050年カーボンニュートラルを目指す補助金の背景


2050年カーボンニュートラル達成に向け、住宅分野におけるエネルギー消費の削減は重要な課題となっています。この目標を支えるため、2025年の補助金制度は、高断熱性能や再生可能エネルギーの活用に対応した住宅建築を強く後押ししています。特に、GX志向型住宅が注目されており、断熱等性能等級6以上や再生可能エネルギーの導入といった条件を満たすことで、最大限の補助を受けることが可能です。この制度は、家庭でのエネルギー効率化だけでなく、持続可能な地球環境の維持にも寄与する取り組みの一環です。

 

GX志向型住宅とは?


 



 

GXとは、Green Transformation(グリーントランスフォーメーション)の略で、温室効果ガスの排出削減と経済成長の両立に向けた社会変革の取組をいいます。 つまりGX志向型住宅※とは、国の政策に沿って提唱されたZEH(ゼッチ)性能を超える性能を有した住宅のことを指します。具体的には、ZEHに求められる「外皮(断熱)性能」「一次エネルギー消費削減」「再生可能エネルギー(太陽光発電等)によるエネルギー消費の相殺」の項目のうち、外皮性能と一次エネルギー消費削減性能をより高いレベルに引き上げています。

 

GX志向型住宅の適用要件


・断熱等級6以上

・基準一次エネルギー消費量を35%以上削減

・再生可能エネルギーの導入

・再生可能エネルギーの導入による一次エネルギー消費量から100%以上削減

 

ZEHの適用要件


・強化外皮基準以上(断熱等級5以上)

・基準一次エネルギー消費量を20%以上削減(省エネルギー等級6相当)

・再生可能エネルギーの導入

・再生可能エネルギーの導入による一次エネルギー消費量から100%以上削減

 

補助金活用のための申請手順


 



 

2025年の省エネ住宅に関する補助金を活用するためには、正確な申請手順を把握しておくことが重要です。まず、対象となる住宅やリフォーム工事の条件を確認し、それを満たした計画を立てる必要があります。例えば、新築住宅の場合、GX志向型住宅としての基準を満たす設計が必要です。

次に、施工を依頼する事業者が事業者登録を行っているかを確認します。その後、工事が完了したタイミングで、登録事業者が必要書類を添付して補助金交付の申請を行います。書類には、工事内容を証明するものや支払い明細などが含まれます。申請の期限や書類の不備には注意が必要で、細かな条件を確認しながら進めることが成功のカギとなります。特に、補助金額や対応する住宅性能基準について事前にしっかりと理解しておくことで、スムーズな手続きが可能となるでしょう。

 

2024年11月22日以降が対象期間


子育てグリーン住宅支援事業には令和7年度予算が充てられ、対象工事期間は「2025(令和7)年12月31日まで」です。そのため「2025年度に入らないと工事できない」と思う方は多いかもしれません。しかし、実際は既に対象工事期間が始まっており、2024(令和6年)11月22日(経済対策閣議決定日)以降に「住宅新築の基礎工事より後の工程もしくはリフォーム工事」に着手していれば補助金を受け取れる可能性があります。補助金申請受付は申請額が予算に達した時点で期限を待たずに締め切られる可能性があるため、早めに建築会社と工事のスケジュールを決めると良いでしょう。

 

補助金の還付は工事完了報告後に


補助金は事業者から申請されて事務局より支給決定が通知された後、工事完了報告後に事業者へ振り込まれます。
建物金額の支払いに充当される場合と、事業者から還元される場合がありますので、詳しくはご相談ください。


 

省エネリフォームと住宅購入の支援策


 



 

新築住宅だけでなく、既存住宅の省エネリフォーム(改修)に対する支援も継続される見込みです。

 

住宅省エネ2025キャンペーンの注目ポイント


2025年には、省エネ性能を重視した住宅やリフォームを推進する「住宅省エネ2025キャンペーン」が注目されています。この取り組みは、経済産業省、国土交通省、環境省が連携して実施しており、住宅の断熱性能やエネルギー効率を高めることで、カーボンニュートラルの実現や家計負担の軽減を目指しています。

例えば、「窓の改修」や「外壁や屋根の断熱」などのリフォーム工事が対象で、最大補助額は60万円に及びます。また、新築住宅においては、断熱性能が高く省エネ性能を満たす住宅を取得した場合に補助金が受けられる制度が整備されています。省エネ住宅を作ることで長期的な光熱費の削減が期待できるため、これから住まいを計画する方には大きなメリットとなるでしょう。

 

高効率給湯器設置での給湯省エネ事業


住宅省エネキャンペーンの一環として、高効率給湯器の設置を支援する「給湯省エネ事業」も実施予定です。この事業では、エネルギー消費を抑える給湯器への交換を行う世帯に対し、最大20万円の補助が提供される計画となっています。

従来の給湯器に比べて、高効率給湯器は使用するエネルギーを大幅に削減しながら安定した給湯を実現します。そのため、光熱費の削減効果が見込めるほか、家庭全体のエネルギー効率が向上します。2025年以降、このような設備の導入を進めることで、補助金を活用しながら環境にも家計にも優しい住宅環境が整えられるでしょう。

 

補助金制度を賢く利用して快適な住まいづくりを


 



 

住宅の省エネ化を強力に押し進めるために設けられた2025年の「子育てグリーン住宅支援事業」の補助金制度。住宅の性能と、それに掛かる費用、補助金額を見比べて検討してみてください。「子育てグリーン住宅支援事業」だけでなく、「先進的窓リノベ2025事業」や「給湯省エネ2025事業」、蓄電池システムの導入支援制度といった3省連携事業もあわせて大いに活用しましょう。そのためには補助金制度や住宅性能に精通した住宅会社探しが欠かせません。

新築住宅の補助金申請が可能かどうかはお気軽にユニテハウスまでご相談ください。


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