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【コラム】住宅ローンの賢い選び方!ペアローンと収入合算の違いを徹底解説
2024年06月21日
住宅を購入する際、住宅ローンの借入れを検討する方がほとんどかと思います。共働きで夫婦双方に収入がある場合、住宅ローンの「収入合算」や「ペアローン」を活用すれば、借入可能な金額が大きくなるため、希望する物件に手が届きやすくなります。
またそれは、夫婦の関係だけではなく、親子などでも「収入合算」や「ペアローン」を利用すれば、借入額を大きくすることが可能です。
月々の返済が、どのくらいであれば問題ないか熟慮のうえ、「収入合算」や「ペアローン」を検討してみてはいかがでしょうか。
しかし、「収入合算とペアローンの違いがよくわからない」「自分たちの場合、どちらが向いているのだろうか」と悩む方もいるかもしれません。
この記事では、住宅ローンの借入れを検討している方に向けて、「収入合算」と「ペアローン」の違いを解説します。各メリットおよびデメリット、注意点も紹介するので、参考にしてください。
そもそも住宅ローンとは
住宅ローンとは、マイホームや個人が所有する不動産物件の購入資金を借り入れるための長期的なローンのことを指します。住宅ローンを利用することで、多くの人が一括で支払うことが難しい大きな購入資金を分割で返済することが可能となります。返済期間は数十年にわたることが一般的で、毎月の返済額を設定して計画的に支払いを続ける必要があります。
住宅ローンの種類
住宅ローンにはさまざまな種類がありますが、主に以下のような形式が存在します。
固定金利型住宅ローン
固定金利型住宅ローンは、ローン借入期間中の金利が一定で変わらないタイプのローンです。金利の変動を心配する必要がなく、返済額も一定であるため、将来の計画が立てやすいのが特徴です。しかし、市場金利が低下しても恩恵を受けられないデメリットがあります。
変動金利型住宅ローン
変動金利型住宅ローンは、市場金利に応じて借入金利が変動するタイプのローンです。金利が低い時期にはメリットがありますが、逆に金利上昇時には返済額が増加するリスクがあります。通常、金利の見直しは半年ごとに行われます。共働き世帯が増加している現代においては、収入合算やペアローンを活用することで、借入可能な金額を大きくし、理想の住まいを手に入れることが可能になる場合があります。住宅ローンを選ぶ際には、自分たちの収入状況や将来のライフプランに合わせて最適なタイプを選ぶことが重要です。
ペアローンとは何か
ペアローンとは、一つの物件に対して夫婦や親子などがそれぞれ個別に住宅ローンを契約する方法を指します。これは、一つの物件に対して複数の契約者が存在することになり、それぞれの収入に応じて異なるローンを組むことが可能です。この仕組みにより、個々の契約者はそれぞれが住宅ローン控除を受ける権利を持ち、組み合わせることで所得税の負担軽減も期待できるという特徴があります。
ペアローンのメリットとデメリット
ペアローンのメリットとしては、まず夫婦や親子それぞれが個別に住宅ローン控除を受けられる点が挙げられます。これにより、節税効果が高まり、結果として資金負担が軽減されることが期待できます。また、共働き世帯であれば、双方の収入をもとに借入可能額が増え、理想の物件を購入しやすくなります。しかし一方で、デメリットも存在します。ペアローンでは契約者が複数いるため、事務手数料や諸経費が2人分かかる場合があります。さらに、借入額が増える可能性があるため、月々の返済額が高くなり、返済義務が重くなるリスクも考慮する必要があります。
ペアローンを利用するための条件
ペアローンを利用するためには、いくつかの条件を満たす必要があります。まず、夫婦や親子などの間に正式な関係があることが求められます。これは、金融機関が返済能力を判断する際に重要な要素となります。また、各契約者がそれぞれ独立した収入源を持っていることも必要です。これにより、返済計画がより安定しやすくなります。最後に、ペアローンの申し込みには、各金融機関の審査基準を満たすことが必要です。この審査には、収入合算や他の債務状況などが含まれることがあるため、事前によく確認しておくことが大切です。
収入合算とは何か
収入合算とは、住宅ローンの申込者が自分の収入だけでなく、親族(特に夫婦や親子)の収入を合算してローン審査を受ける方法です。これにより、単独では借入可能額に限界がある場合でも、親族の収入を合わせることで借入金額を増やすことが可能になります。共働き世帯においては特に有効であり、夫婦双方の収入を合算することで希望する物件に手が届きやすくなるのが特徴です。
収入合算のメリットとデメリット
収入合算のメリットとして、借入可能額が増える点が挙げられます。単独の収入では購入が難しい物件でも、夫婦や親子の収入を合算することで夢のマイホームが現実のものとなります。しかし、デメリットとしては、連帯保証型の場合、連帯保証人に対するリスクが発生することです。また、お申込人の収入の1/2までしか合算できない上限があるため、全ての収入を借入に反映することはできません。
収入合算を利用するための条件
収入合算を利用するための基本的な条件として、合算する収入者が親族であることが求められます。特に、夫婦や親子が多くのケースで利用されます。また、合算する収入者は連帯保証人や連帯債務者としての役割を果たすため、それぞれの信用力や収入の安定性が審査の対象となります。このような条件を満たすことで、収入合算を使った住宅ローンでの借入が可能となります。
ペアローンと収入合算の比較
契約の本数と契約者の違い
ペアローンと収入合算の最も基本的な違いは、契約の本数と契約者の構成にあります。ペアローンの場合、夫婦または親子がそれぞれ独自に二本の住宅ローン契約を結びます。これにより、各契約者が独立した契約者としてローンを分担する形となります。一方、収入合算は基本的に一つの住宅ローン契約に対し、申込者の収入に加えて、親族(例:夫婦や親子)の収入を合算して審査されます。つまり、契約の本数は一つであり、申込者となる主契約者とその収入を合算する人が連帯保証人として名を連ねる形となります。
団体信用生命保険の扱いの違い
団体信用生命保険(団信)の扱いについても、ペアローンと収入合算には違いがあります。ペアローンでは、夫婦それぞれが個別にローン契約を結ぶため、二人とも団信の加入が求められる場合があります。この場合、万が一の時に片方が亡くなった場合でも、残ったローン契約者に対するリスク軽減が図れます。一方、収入合算では基本的に主契約者だけが団信に加入することになります。連帯保証人は団信の対象外となるため、主契約者に万が一のことがあった場合、連帯保証人が残りのローン返済を負うことになります。
税制上の優遇措置の違い
税制上の優遇措置についても、ペアローンと収入合算で違いが見られます。ペアローンの場合、夫婦それぞれが独自に住宅ローン控除を受ける権利があります。これにより、二人分の控除を受けることができ、総じて税金を軽減する効果が期待できます。収入合算の場合は、主契約者のみが住宅ローン控除を受けられるため、その点で控除額がペアローンに比べて少なくなる可能性があります。しかし、申込者の収入が十分である場合には、控除の恩恵を十分に受けることができるとも言えます。
利用シーン別の選択肢
ペアローンと収入合算は、それぞれ異なる利用シーンで最適な選択肢となります。例えば、共働き世帯で両方とも安定した収入があり、将来的にも収入が増加する見込みがある場合、ペアローンの方が適しているかもしれません。一方、収入を合算することで借入額を増やしたいが、主契約者の収入がある程度高い場合や、家計管理をシンプルにしたい場合には、収入合算が適しています。最終的には、ペアローンと収入合算の各メリット・デメリットを理解し、自分たちの生活スタイルや将来設計に合わせて、最も適した住宅ローンの形態を選ぶことが重要です。
共働き世帯における最適な住宅ローンの選び方
収入合算が適しているケース
共働き世帯において、収入合算が適しているケースはいくつかあります。たとえば、夫婦のうち一方が正社員で安定した収入があるものの、もう一方の収入が不安定である場合、収入合算を活用することで借入可能額を増やすことができます。収入合算は、申込者の収入だけでなく、親族(夫婦や親子など)の収入も合算して審査が行われるため、より大きな金額の住宅ローンを組むことが可能です。また、連帯保証型の収入合算は、収入の1/2まで合算できるため、夫婦いずれかが将来的に働けなくなった場合でも、返済能力があることを審査で確認できます。ただし、連帯保証人となる一方にはリスクが伴うため、慎重に検討する必要があります。
ペアローンが適しているケース
ペアローンが適しているケースは、夫婦の収入が安定しており、双方が住宅ローンを組んでも無理なく返済できる場合です。ペアローンは、夫婦それぞれが個別に住宅ローン控除を受けることができ、物件の持分を共有するため節税効果も高まります。また、ペアローンを利用することで、夫婦のそれぞれの収入に応じて借り入れができるため、結果としてより多くの借入額を確保できる場合があります。ただし、ペアローンには事務手数料や諸経費が2人分かかることや、借入額が増えることで返済義務が重くなる点に注意が必要です。共働きで収入が安定している夫婦には、ペアローンの利点が大いに活かされるでしょう。
ペアローンと収入合算の選び方のポイントを理解して無理のない計画を立てよう
ペアローンと収入合算はそれぞれ異なる特徴とメリット・デメリットを持つため、自身のライフスタイルや返済計画に応じて選択することが重要です。ペアローンの特徴として、夫婦それぞれが個別に住宅ローンを組むことで、住宅ローン控除を双方が受けることができます。また、物件持分を共有するための節税効果が期待できる点も魅力です。しかし、ペアローンには事務手数料や諸経費が二人分かかるというデメリットもあります。
一方、収入合算では、申込者と親族(夫婦や親子など)の収入を合算して審査が実施されるため、借入可能額が増加します。この方法では、連帯保証人としてのリスクや借入金額の制限があるものの、手続きが比較的簡単である点がメリットです。
ペアローンでは双方が個別に契約を結ぶため物件持分や節税効果が最大化される一方、収入合算では連帯保証型や収入合算型の選択肢があり、リスクや手続きの簡便性が異なります。これらの違いを理解した上で、具体的な借入方法を検討することが大切です。
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