-施工事例(オーナーの声)-
ユニテハウスで叶えた!店主の思いを詰め込んだ小さなコーヒー店
- ユニテハウスFC本部
- 山形県上山市
2024年12月13日
山形県上山市。上山温泉からほど近い場所にひっそりと佇むユニテハウス。
今回は、そこでこだわりのコーヒー店をオープンされたIさまをご紹介します。
〈 プロフィール 〉
■名前:Iさま(店舗名:Gökotta Coffee ヨークオッタコーヒー)
■所在地:山形県上山市
■商品:ユニテハウス
■建物面積:約3坪
■間取り:店舗(ワンフロア)
■完成:2024年4月
■施工:ユニテハウス山形 株式会社クリエイト礼文
出店への熱量に共感してくれるスタッフとの出会い!それが決め手
最初にユニテハウスの決め手をおうかがいしました。
I様:
最初の出店場所として“みはらしの丘エリア”周辺で考えていて、そのエリアに土地をお持ちだったのがユニテハウスさんだったんです。そこで、担当の佐藤さんとお会いして「実はコーヒー店を出店しようと思ってるんです」という話をしたところ、親身に聞いていただいて、すごく応援していただいたのでこの方なら信頼できるなと思いました。それでユニテハウスさんにお願いしました。
しかし、ユニテハウスに出会うまでの道のりは大変だったそうで…。
I様:
僕自身、飲食店の経験が一度もなかったんです。出店の話を相談しても、なかなか聞いてもらえなくて…。「そんな簡単にできるもんじゃないよ」「甘くないよ」と言われて門前払いされることが多かったんです。それは自分自身の経験のなさが原因なので仕方ないと思いつつ…。自分の出店への熱量にフォーカスして共感してくれる方がいらっしゃらなかったので、そういった部分で担当の佐藤さんは僕の熱量を感じ取ってくださいました。
Iさまは、長期的な店舗経営を念頭に置いていたためテナントでの出店ではなく、最初から独立店舗での出店を考えていたそうです。
住宅街にひっそりと佇むGökotta Coffee(ヨークオッタコーヒー)
小さな店内に散りばめられたこだわりのディスプレイ
ユニテハウススタッフを信じて決めたこの土地
以前はフリーランサーとしてお仕事をされていたIさま。自分のこれからを考えた時に、東京・世田谷でコーヒー店を営み活躍するご友人の姿を通して辿り着いたのが、“自分もコーヒー店を営んでみたい“という夢だったそう。出店に向けての第一歩、土地選びについてうかがいしました。
I様:
土地探しからお店の完成までは、1年半くらいかかりました。出店の準備を始めたものの、担当の佐藤さんと出会うまでなかなかそれを現実のものとしてとらえてくれる方がいなかったですし、実際に物件も見つかりませんでした。資金的な面でも簡単ではなく、当初出店場所として見ていたみはらしの丘エリアは、資金面でなかなか難しかったんです。トータルの予算が合わない時、紹介してもらったのがこの土地でした。最初は周りが空き家ばかりで、人通りもそんなに多くないんじゃないかと思ったんですけど、佐藤さんが「商圏の範囲内にある土地かがすごく大事だ」と教えてくださいました。表通りまで遠くなく、田んぼの真ん中よりも人通りが多い場所だと熱弁されて。その言葉を信じて、物件をここにしようと決めました。
実際にお店をオープンされての感想はというと…
I様:
最初はご近所の方だけだったんですけど、今は輪が広がっているような気がします。地元の方が多いですが、温泉街も近く、仙台や大阪など遠方のお客様が、温泉の帰りに調べて来てくれることも多いです。元々、需要があるけど供給がたりていないところに出店したほうがいいと思っていたので、ある意味その考えにマッチした場所でした。
以前のお仕事での経験等を活かし、Google検索の工夫、インスタグラマーさん・雑誌など様々な媒体で紹介してもらう等、集客活動にも力を入れているIさま。オープンから半年で、その手ごたえを感じられているそうです!
お客様は県内外様々なところから来店
”好き”と”こだわり”を詰め込んだお店づくり
旅行が好きで今まで30カ国を旅行されたことのあるIさま。そんなIさまお気に入りの国は”スウェーデン”。店名の「Gökotta(ヨークオッタ)」は、「早朝にコーヒーを飲みながら森を散策する」というスウェーデンの習慣なんだそう。そして店内は、北欧を意識した内装で北欧雑貨等もたくさん飾られていました。Iさまのお気に入りを凝縮した、こだわりのお店づくりについておうかがいしました。
I様:
サイズ感に関しては、大きすぎても一人じゃ手が回らないと思っていました。イタリアにこれぐらいのサイズ感でテラス席がすごくきれいなカフェがあって、テラス席を設けたいという思いは最初からありました!店内が小さくてもテラス席があれば席数を増やせますし、テイクアウトやオンラインショッピングにも挑戦していきたいと思っていたので、大きさにあまりこだわりはありませんでした。
約3坪のコンパクトなお店の外にはこだわりのテラス席!
ランドマークのように、お店の大きな窓に描かれているロゴマーク。とても印象的なロゴマークには、実はIさまの実用的な思いが隠されていました!
I様:
カフェめぐりが好きなんですが、お店の中が見えないのは怖いんですよ。入りづらいと思ってしまうので、店内が見えるようにしたかったんですけど、とはいえ丸見えも嫌だ。あいだを取る形でフロントの大きな窓ガラスにロゴをつけて、まっすぐ店内が見えないようにしてもらいました。それは、スタッフさんのアイディアです!このロゴは、最初ランドマークというよりは、店内が見えないためのものだったんですよ笑。
店内入口の横にある、テイクアウト注文用の小さな窓も、こだわりの一つでした。
I様:
テイクアウト用の窓を付けることは最初から決めていました。コロナ禍のようなことがいつ何時起こるかわからないとなった時、テイクアウトの可否はお店の死活問題になってしまいますし、お店の規模感的にもテイクアウトの需要がないと厳しいので…。あとは、ドライブスルー感覚で旅行のついでに立ち寄って欲しいという思いもあります。なので、そこはマストでお願いしました!
ここまでのこだわりが詰まったお店を作り上げるまでは、多くの打合せが必要だったそうで…。
I様:
20回以上は打合せしました。その理由は、内装だけじゃなく外装のこだわりもあって…。好きな建築のイメージがあって、こういうのできませんか?とご相談して、一回検討してもらったんですけど、予算的に難しく…。いろいろ検討を重ねた結果、いまの形になりました。
コンパクトな店内の中で、Iさまのお母さまによる本格的なお食事メニューも提供されているヨークオッタさま。しかし、最初はキッチンスペースが懸念点の一つだったとのこと…。
I様:
キッチンスペースが狭いということが懸念点の一つでしたが、工夫次第でなんとかなりました!Amazonなどで提供しているAR機能を駆使して、家具の配置場所をくまなく計算しました。その結果、不自由のないキッチンスペースが完成しました。
お店のランドマークのようになっているロゴマーク
お客様が居心地の良いお店にするために…
おしゃべり好きと語ってくださったIさま。今までのご自身のご経験等をお客様と楽しそうにお話しされている様子が、とても印象的でした。
I様:
チェーン店でできないことってなにかなと考えたときに、お客様と会話できるのが個人店の良さだと思ったんです。なのでカウンターから厨房が見えるようにしてもらいました。結果的に、お客様に会話を楽しんでいただくことが満足度につながっていると思います。
そして、ワーキングスペースとしてもお店を活用して欲しいという思いもお話ししてくださいました。
I様:
山形にはワーキングスペースがないんです。なので、そんなに広くはないですがワーキングスペースとしても利用していただきたいです。そのために、店内に給電スペースを設けています。「ここでお仕事をしてください」というメッセージです!
店内の音楽や、カウンターから見える厨房など、細かい部分までお客様を思ったお店づくりをされているIさま。営業中の店内は、お客様とI様の笑顔が溢れ、とても穏やかな空間になっていました!
お客様との会話を楽しむカウンター席
UNITE HOUSEスタッフより
お店への思いをじっくりとお話ししてくださったIさま。
オープンして半年のお店は、コンパクトな空間にコーヒーの香りが漂い、北欧風の内装や音楽、インテリア等すべてが相まって落ち着く空間となっていました。
弊社がIさまの夢を実現するお手伝いをすることができ、大変嬉しく思います!お店は、地域のみなさんの憩い場から、観光スポットの一つとして徐々に成長されていることを感じました。これからのさらなるご活躍を楽しみにしております!この度は取材させていただき、ありがとうございます。
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