この記事では、階段をおしゃれにしたい方や、階段の活用方法を知りたいという方に向けて以下の内容を解説します。

・階段をおしゃれにするポイント
・階段の種類や活用方法

階段の種類や活用方法を知ることで、おしゃれで整理しやすい家づくりができます。これから家を建てる人や、リフォームを検討している人はぜひ最後までご覧ください。

 

階段をおしゃれにするポイント4つ

はじめに、階段をおしゃれにするポイントについて解説します。

1.設置場所に合わせる

階段の設置場所に合わせた形やデザインは、実用的かつおしゃれです。人目につきやすいリビングや玄関に設置するなら、形やデザインにこだわり甲斐がありますね。また、直線の階段を設置するためには、スペースや距離を確保する必要があります。設置したい場所の間取りを考慮して階段の形やデザインを決めましょう。さらに、階段を設置することで生活導線に支障がないことを前もって確認しておくと安心です。

 

2.構造をシンプルにする

スタイリッシュなおしゃれさが欲しい場合は、階段の構造をシンプルにしましょう。例えば、階段の踏み板と骨組みだけで造られるスケルトン階段は、圧迫感が少ないためリビングに設置するのに最適です。さらに、らせん階段のように曲線にすれば、華やかな印象をつけられます。設置する場所や好みにあわせて、デザインや構造を工夫するのがおすすめです。

 

3.取り入れる素材にこだわる

階段に取り入れる素材にこだわるとおしゃれさが増します。スタイリッシュさが欲しい場合は、強度を兼ね備えた細い鉄骨を使用するのが最適です。さらに、段板に使用する素材に木材を選べば、クールかつあたたかみのある印象を演出できます。また、素材によっては家全体と合わない・怪我をしやすいため注意が必要です。階段の形や素材の組み合わせ次第で、いろんな演出ができますよ。

 

4.手すりを細い鉄骨にする

手軽におしゃれさを演出するなら、手すりに細い鉄骨を選ぶのがおすすめです。リビングや玄関など、人目につく場所や圧迫感を減らしたい設置場所に向いています。さらに、圧迫感を減らしたい場合は、段板や手すりの色を壁紙に合わせるのが効果的です。また、細い鉄骨に合わせて、木製の手すりや段板に木の素材を使用すれば、ナチュラルで優しい空間にすることが可能です。

 

階段の種類と活用方法

次に、階段の種類や活用方法について解説します。それぞれの特徴の活かし方を参考にしてみてください。

スケルトン階段

段板と骨組みだけで造られているのがスケルトン階段です。スタイリッシュで圧迫感が少ないため、リビングや玄関口に設置するのがおすすめです。また、手すりや段板に木材を使用する・色味を工夫することで、家のデザインに優しい雰囲気を加えられます。

 

踊り場が広い階段

踊り場が広い階段は、スペースを活用しやすいメリットがあります。例えば、踊り場に作業スペースを設けることで、書斎のように使うことができます。また、踊り場の壁に収納棚を設置すれば本棚として活用可能です。階段としてのおしゃれさかつ利便性を兼ね備えられると活用の幅が広がります。

 

デッドスペースを活用した階段

階段下のデッドスペースを活用することで、階段周辺に統一感が出ておしゃれさを演出できます。階段下はデッドスペースになりがちなため、作業スペースや収納を設置するのが有効です。作業スペースや収納を設置する際は、階段やインテリアの色・素材を考慮すると一体感を持たせられますよ。

 

らせん階段

上品なおしゃれさを演出したいなら、らせん階段を設置するのがおすすめです。家の構造や建具は直線的なものが多いため、スマートな印象になりやすいですが、らせん階段を設置することで曲線がアクセントになりますよ。また、らせん階段は、直線距離を確保しにくい間取りでも検討できる点がメリットです。

 

壁を収納にした階段

階段の壁を見せる収納として活用すれば、一味違ったおしゃれさを演出しつつ、スペースを有効活用できます。例えば、階段の壁に造作ラックをつければ、コレクションをおしゃれに飾れますよ。また、収納と階段の素材をあえて違うものにしたり、色味に変化をつけるのもこだわり甲斐があって楽しいですね。

 

まとめ

階段をおしゃれにするには、間取りを考慮した形や使用する素材にこだわりましょう。例えば、リビングや玄関口に階段を設置する場合、圧迫感が少ないスケルトン階段がおすすめです。また、使用する素材に統一感をもたせる・強度のある細い鉄骨を使用することで、おしゃれな雰囲気を演出できます。さらに、階段周辺のスペースを活用できれば利便性を高められますよ。ポイントをおさえて、おしゃれで使いやすい階段を検討してみてください。

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