畑を知ろう

 

畑の土とは

どんな植物でも根っこが強ければ健康に育ちます。その根っこを取り巻く環境が畑の土となるわけで、人間で言えば「家」といってもいいでしょう。根っこが暮らしやすいように環境を整えてあげることがとっても重要です。その条件とは次の5つです。


1 水はけがよい
2 通気性がよい
3 保湿性がよい
4 土壌酸度が適正で肥料分に富む
5 病原菌や害虫が少ない


よい畑の土は、おいしい野菜を作ってくれます。少しでも土の条件がよくなるようにしていきましょう。

 

 

 

 

 

 

◎土質のチェック

土質のチェックは簡単です!

①適度に湿り気のある土を手に取り、ギュッとにぎります。

②手を開いて、土の塊ができたら指で押してその塊をくずしてみましょう。

すぐにボロっと崩れるようでしたら団粒構造の良い土の証拠です。もし、指で押しても崩れずにグニャっとするような場合は粘土質の強い土です。それと、手で握っても固まらない土は砂質で水持ちが悪いので、いずれも土壌改良が必要です。

 

◎土層チェック(透水検査)

野菜だけでなく、どんな植物を植えるときも土層のチェック(透水検査)は欠かせません。

まず、30㎝程度土を掘り、その中に水をたっぷり入れます。

1時間ほど放置してどの程度水が浸透していったかを確認しましょう。

水がほとんどなくなっている状態なら水はけは良好です。

半分以上残っているようだったら、土壌改良もしくはもっと深く掘って粘土層を壊してしまいましょう。30㎝から、深くて50㎝程度。

 

◎酸度チェック

酸度チェックも欠かさず行いましょう!畑の土に適しているのはpH6.5~5.9です。チェックの仕方としては、酸度計を使うのが一番簡単な方法です。もしくは、pH測定キットで確認しましょう。目で見て簡単にわかる方法としては、雑草の種類をよく見てみましょう。酸度が多いと次の様な雑草がたくさん生えてきます…スギナ・オオバコ・ハハコグサ・ジシバリ・カヤツリグサ・スイバなどです。

 

◎土地の改良方法

土の状態がよくない場合は、以下の方法で土の改良を試みてください。
① 堆肥または腐葉土などの有機物を1m2当たり2kg程度まいてよく混ぜ合わせましょう。
② 有機物に加えてパーライトやバーミキュライトなどの土壌改良剤を1m2当たり5リットル以上まいてよく混ぜ合わせましょう。
③ 緑肥というものもあるが、例えばクローバーやレンゲソウなどが生えているところを畑にしたい場合、それらを刈りこんで細かく刻みそのまま土に混ぜ込むと土壌改良に役立つ肥料となる。ルピナスやウマゴヤシも緑肥になる。
④ 砂質は保水力がないため、保水力を高めるような改良剤を混ぜ合わせなければいけません。例えば、堆肥を通常の2倍(1m2当たり4kg)、赤土、黒土など粘土質の土を1m2当たり2kg程度を畑にまいてよく混ぜ込む。バーミキュライトやゼオライトなどの資材を1m2当たり1~2リットルを、堆肥4kgと混ぜ合わせて畑全面に散布して混ぜ込む。